生理前症候群(PMS)

生理前になるといつも気分が沈む... 体調が優れない...
それって『PMS』かもしれません。

月経前症候群（PMS）とは？

約80%の人が経験した事のあるもので、生理前の2週間ないし1週間前から不快な症状が現れ、日常生活にまで支障をきたすことを月経前症候群（PMS）といいます。また、生理が始まると消失するといった特徴があります。
イライラするや、下腹部の痛み膨満感、乳房の痛み、肌トラブルなど様々な症状が現れ、また、睡眠障害や、感情のコントロールが上手くいかなくなるなど人間関係にも影響を及ぼしかねない症状も出る場合があります。

月経前症候群の原因は？

生理前に分泌される女性ホルモン（黄体ホルモン）が影響していると指摘されていますが、はっきりとした原因は分かっていません。

東洋医学的に

気がうまく巡らないために、お腹が張ったり、イライラしたり（肝鬱）、元気と血が足らずに、鬱症状や不安感がでたりします（気血両虚）。
このように、東洋医学的には気、血、水のバランスが崩れることで様々な症状を現れるとされ、鍼灸治療では、この気、血、水を整えることで症状の緩和につながります。

月経前症候群の鍼灸治療

手足のツボに鍼治療をすることで、末端からの血流を良くし、肝の気を整えることで、イライラや精神的症状を和らげ、血の流れを促します。また腹部に灸治療をすることで身体を温め、内臓の働きを良くします。

治療で体質改善をして根本から治しましょう。

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