マタニティマッサージ
『妊娠中にマッサージをうけられますか?』
このような問い合わせがよくあります。
実際、他の治療院にて妊娠しているということだけで断られたケースがあるようです。時期や刺激の量を考慮したうえでのマッサージは妊婦さんにはとても有効です。
妊娠中期から後期
腰痛を感じる方が増えていきます
おなかの赤ちゃんが大きくなるにつれ、お母さんの腰には1~2kgの重さがかかってきます。そのため腰に違和感を覚え、腰痛を感じる方が増えていきます。さらにこれまでと異なる身体のバランスを保とうと、首や肩、足にも負担がかかっていきます。
また、初産のお母さんは出産という未知の体験に対し心身ともに緊張が強くなる傾向があります。
妊娠後期
ちょっとしたタイミングでぎっくり腰に
この頃になると、出産に備え骨盤の関節部分は次第にゆるんできます。このためちょっとしたタイミングでぎっくり腰になってしまう方もいます。また、運動不足や体重増加により足にかかる負担がさらに増え下半身がうっ血しやすくなり、むくみが生じやすくなります。
当院では安定期(できれば5ヶ月以降)に入った妊婦さんに対してマッサージを行っています。
適度なマッサージは緊張をゆるめ違和感や痛みを和らげるだけでなく、全身の血液循環を改善しむくみを低下させる働きがあります。また妊婦さんの精神的な緊張を和らげるという大きな効果もあります。
マッサージはおなかに負担がかからないように横向きや仰向けになっていただき、全身をマッサージしていきます。また当院は各ベッドがカーテンで仕切られていますので、リラックスして施術をうけていただけます。
但し、状態・状況によってはマッサージをお断りする場合がございますのでご了承下さい。
マッサージをお断りするケース
- 早産傾向の方
- つわり、吐き気症状が顕著な方
- 出血、異常なおりものがある方 など
お母さんがリラックスすれば、赤ちゃんもリラックス
お母さんの緊張は、おなかの赤ちゃんも感じています。
肩や腰の緊張そして精神的な緊張は、おなかの筋肉も緊張させてしまうからです。この緊張は少なからずおなかの赤ちゃんの動きにも影響を与えます。お母さんがリラックスすればそれだけ赤ちゃんもリラックスできるものです。
赤ちゃんの成長・そして安産の為にも心身ともにリラックスしていただければと思います。
また、妊婦さんの血液は、出産時の出血に備えて非常に固まりやすくなっています。このため出産前後では血栓が出来やすく、足の静脈瘤の原因となります。産後のフットケアなどで予防をしていかれるといいでしょう。
当院の治療
- 当院では安定期に入った妊婦さんに対してマッサージを行っています。安定期未満の治療をご希望の方はご相談ください。
- おなかに負担がかからないように横向きや仰向けになっていただき、全身をマッサージしていきます。
- 当院は各ベッドがカーテンで仕切られていますので、リラックスして施術をうけていただけます。
当院独自のオーダーメイド治療
当院では、マッサージ、整骨、鍼灸、カイロプラクティックを組み合わせた全身治療を推奨しておりますが、患者様の症状に合う最適な治療法を相談しながらご提案していきます。